保育園の給与改定

保育園の給与は、公務員に準じていますので、毎年この時期に平成17年度の給与の見直しが行われています。京都市内の保育園は賞与については微増、基本給については微減となりました。基本給については、平成17年4月分まで遡及し差額を精算することになります。昔は、1月に差額手当、3月に年度末手当があり、プラスばかりでしたが、最近は、民間の給与実態を反映して、横ばいかダウンとなっています。現在のところ保育園の給与計算や年末調整等はすべてクライアントがしています。保育園の給与計算、ある意味ややこしいと思っています。


それに加えて、京都市では、プール制と言って、いったん京都市保育園連盟が国からの保育士さん等(園長分は除く)の人件費負担金を受入、独自のシステムで各保育園に分配するという方法を採っています。保育園会計の人件費を理解するうえで、各地方自治体がどういったシステムを採り、補助しているかを知ることが大切だなと思っています。