先輩からの電話

夜、大学時代の先輩より確定申告の件で電話があった。サラリーマンであるが家賃収入があるので確定申告しないといけない。税金減らす方法はないのかという相談である。先輩の給与収入は1000万円をはるかに超えている。税金減らす方法はないので、納めてください、納めることができるだけお金が残っているはずですと説明した。


税金というのは、前もって準備しておけば払うということに対してやむなしという気持ちになれるのですが、準備もせず、さあ払ってくださいといわれるとなんだかお金を取られるような気持ちになってしまい、何か税金を逃れる方法はないかといろいろとよからぬ事を考えてしまいがちです。


大切なのは、事前の納税準備です。税理士であれば当然の話ですが、私はクライアントには消費税の納税予測に始まり、確定申告の際には所得税、住民税、事業税そして国民健康保険料の負担や予定納税の説明をしています。