不要会員権でお金が戻ってくる計算

今日、クライアントより、あるゴルフ会員権業者のホームページ(社歴もあり、きれいなウエブサイト)に掲載されているゴルフ会員権の売却損による税金還付の計算について正しいかどうかの問い合わせがあった。明らかに間違っていた。通常そんなに税金が還付されないのに営業トークの一環なのかハッタリ表示だったし、給与の年収が800万円の会社員の課税所得を600万円として、それに20%乗じて33万円引いて所得税を計算していた。800万円の場合の給与所得が600万円なのに。よくもまあ、こんなでたらめを公開しているなあとあきれてしまった。


個人がゴルフ会員権を売却して節税をしようとする場合には、業者の情報を鵜呑みにするのではなく、自ら所得税・住民税の勉強をするか、税理士に尋ねた方が良いと改めて思いました。