会計大学院

阪急電車内の広告で甲南大学会計大学院の一般入試の案内が目に留まった。あと何年かすると会計士が大幅に増えることになるんだなあと実感したし、弁護士も増えるしで、間違いなく税理士登録者数は大幅に増加するんだろうなあと思う。現在でも多いのにね。


一方でインターネットの普及で、顧客は事前に会計や税務の情報を手軽に入手できるようになっているし、税理士(業界)の事も調べやすくなっている。


そう思うと、税理士業界の未来は厳しい。競争が激しくなる一方だからだ。昔のように顧客は自然には絶対に増えないのだ。


生き残る所は、何かで強みのある事務所ということになるだろう。強みのない事務所は今の顧客は守れても新規の顧客を増やすことが難しいのでジリ貧。強みのある事務所は、新規の優良顧客を一人勝ちかのように集めていくことになるのではないか。既に、そうした動きになっているようにも思う。


何が、自分の事務所の強みなのかを明確にしていくことこそが生き残れるかどうかのポイントではないだろうか。それは、***業界に強いとかでなくてもいい。他の税理士さん(税理士事務所)にない個性でもいいし。すべては、差別化にかかっていると思う。