会計事務所にお願いすること

営利事業の場合、会計事務所(税理士事務所)に委託する業務は、試算表のチェック、会計税務に関するアドバイス(助言)や相談、決算書や申告書の作成やチェックにするのが良いと思います。(家族経営は除きます)


試算表作成から依頼すると、会計の事がわからないし、会計事務所は毎月試算表を作成するまでに時間を取られ、肝心のアドバイス等が後手に回っているケースが多いように思います。


まれに、でたらめな試算表を作成し、でたらめ(勘定科目の内訳明細が非常にいい加減)な決算書を作成している会計事務所があり、税務調査の時に税金をまけてもらったことを力説する輩(お客様がきつい税務調査を受けるような決算書申告書を作成する輩)もいるようですが、そもそも最初から正しく決算申告していれば済んだ話であり、職務怠慢だけのことであります。


儲かれば税金を払えば良いのです。全部取られるわけではありません。どんなに多くても半分も取られることはほとんどありません。ほんとうに立派な経営者は節税に重きをおいていませんし、投機的なことにも手を出しません。


でたらめな会計事務所は同業者の税理士が見れば、わかることなのですが、いかんせん、お客様は他の税理士に決算書を見せることはないので、何十年も不利益を受けてもわからずじまいということがよくあるようです。