下落を始めた日本経済

水谷研治氏の 日本経済、どん底への転落 を息抜きに読んでいます。


平易な文章で淡々と日本国家が破綻に向かっていることを書いていて、10年後ぐらいには間違いなく国民は生活レベルを半減しないといけなくなるであろうと示唆しています。


破綻した夕張市より国の財政は悪い

夕張市 破綻時 借金は年間の可処分収入の8倍近くだった
国の長期国債残高は年間の可処分収入の13倍になっている。


夕張市は、破綻したため
市会議員を最大時の7割減、市の職員を半分にしたうえにさらに半分に減らそうとしている。
職員の給与を4割減、市の施設は公衆便所に至るまで閉鎖、小中学校は11校から2校に減らす、水道料を7割値上げ、住民税や固定資産税などの税金も上限まで引き上げる。

これらによって市の行政サービスは落ち、市民の負担は劇的に増える。

夕張市と同様のことが国にも起こる、そして日本経済は急落する。
さすがに、国民は国が破綻しても外国に移住できるものではない。


結局のところ、内需頼みの企業は減収減益になり倒産続出、輸出関連企業は影響が少ないとも書いている。


今後いかにいくべきか?


ある顧問先は、今後は設備投資や雇用を極力減らし、下請けを減らし、儲かる仕事だけすると言っています。赤字体質から単年度ベースで黒字化の目途がついてきています。



今日、保育園のお客様に行ってお話を聞くと、今年度の施設振興補助金の交付要綱がまだ京都市から届いておらず、毎年5月上旬に交付申請書を提出していたのが、今年度は遅れそうとのこと。


これも、まさに財源の手当てができないため遅れているようです。


保育園も例外ではなく、だんだん予算を削られていくんだと思います。無駄のない健全な財務にして、いずれ訪れる大幅な予算削減に耐えられる財務体質にしておく必要があります。


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