うまくいっている経営者

今月に入って一層世界経済の不透明感が増してきているし、日本経済もユーロの危機やアメリカ経済の減速などの外部環境の影響を受けて身動きが取れなくなっている。今後の見通しは明るさを見出すのが難しい状況です。


株価のダウントレンド、地価もダウントレンド、給料が上がらない(中小零細の場合、現状維持も大変)、失業率も改善されない、
そんな不景気の中、そこそこ良い業績を残せている経営者がいるのも事実です。


どんな経営者が結果を残しているのか、思いつくまま書いてみます。


1.常に値段と商品、製品、サービスのつり合いが取れているかを考え、目先の大儲けを狙わない
2.不採算部門を撤退できる決断力がある
3.自社の業界知識のみならず、法律や社会一般の常識的な知識があり、いつも先のことばかり考えている
4.ほとんど休まず働いている(まじめ、仕事に熱心、仕事が好き、仕事が趣味に近い)
5.人当りが良い
6.地味で、堅実である


結局のところ、いつも本気で自分の商売のことを全方位で考えていける人がうまくいっているのかもしれません。
現代は、少しの差が大きな差となってしまう、デフレという厳しい世の中なのです。