会社設立を必ずしもお勧めしません

会計データーの入力業務、クライアントから構築物に損害保険を掛けたいので各資産の取得価額を教えて欲しいとの問い合わせあり。その間、近畿税理士会より頂いた「新会社法案の概要と税理士」の冊子を読む。今日はこんな一日でした。新会社法は来年4月1日より施行されますが、大きな改正だと改めて思いました。一連の商法改正もこれで一区切りです。さて、ボクは商売を始めるにあたって、最初から法人としてやっていこうというのにはあまり賛成していません。法人にしないと取引ができない場合等はやむを得ませんが、最初は個人事業で始めて、儲かってきてから法人化する、これが王道だと思うんですね。最初から法人ですることに反対の主な理由は、次のとおりです。
1.個人より維持コストがかかる。
2.個人の税率よりも法人の税率が高くなるケースが多い。
3.消費税の免税期間が少なくなる。
4.個人より税務調査をされる確率が高い。