税理士が脱税したらおしまい

本日、兵庫県の東本税理士が脱税容疑で神戸地検に逮捕されました。
2003年までの3年間に所得を1億5千万円隠蔽し、5700万円の所得税を脱税です。
当たり前ですが、税理士自らが脱税したらおしまいです。
大変な信用失墜行為です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000065-mai-soci


なお1億5千万の脱税で5700万円の税金なら、大したことないと思ってられる方に対して
1億5千万に住民税13%、事業税5%がかかり、さらに納付税額に対して重加算税35%などの附帯税がかかります。また、売上除外、外注費の水増しにより消費税(たぶん、簡易から本則になると思う)をがっぽり納めていただくことになると思います。
そして、この脱税は2003年分までとなっているので、それに伴う妻のコンサルタント会社の更正の請求は期限が過ぎていると推察され、会社が払いすぎた法人税等や消費税は返してくれないでしょう。ということで、1億5千万を超える追徴税と罰金になることは間違いありません。


正直者が馬鹿を見るということは、絶対にあってはならないことです。
脱税したら、新聞沙汰になるならないは別として、結果的に儲けたお金のほとんど、いやそれ以上納めることになることをお忘れなく。


ぼやき
それにしても、凄い所得です。どうしてこんなに儲けられるのか?
(職員10名にしては所得がありすぎ、高い報酬を可能にしたのは何か、きな臭いなあ)


ハテナ
なぜ、売上除外という行為をしたのか?
(税理士報酬は源泉徴収されるので売上除外はすぐばれるはず)