民事再生法の申立て

朝一番にクライアントより得意先が民事再生法の適用申請した、どうすれば良いか と電話がかかってきました。


いつもながら、返答がしどろもどろの自分がそこにいました。


結局のところ、今後の取引、というか本日納品する製品を納入すべきか否かがご相談のポイントだったわけですが、返答できずじまいでした。


民事再生法の申立てをされると、財産保全命令が裁判所より出されますので、申立て日以前の債権の回収ができなくなります。


今後は、どうすれば良いのか?
これまでの分の貸倒損失は避けられないのですが、本日以降、納入しないと得意先も再生できないし、半分以上の債権者の同意が得られなければ、再生から破産手続きになってしまうでしょう。


得意先をどれだけ信用できるか の一点ではありますが、原則、取引を中止(縮小)するか、現金取引にするということでしょうか。


いつもながら、難しい問題です。


さて、南の国からさんよりネパールの子どもたちとヒマラヤの写真が届きました。癒されます。

ネパールの子供たち


ポカラからのヒマラヤ展望
右の尖った山はマチャプチャレ(標高6993メートル)