過去帳

先日、念仏講が無事終わりました。といっても大したことはなく、ただお寺でお念仏を唱えていただいて、そのあと食事をするというだけのものです。


当番になった当家はお布施とか料理代とかを負担しています。先日、少なくとも1680年代ごろから始まっていると書きましたが、よくよく、過去帳を見ると、どうも疑わしいように思えてきました。過去帳の初めの元号が1680年ごろの年号に間違いないのですが、江戸時代の終期ごろのものに比べて筆跡が新しいように思うのです。


で、私の見解は、過去帳に正式に書き始めたのが、江戸時代終期ごろ(1840年代)で、その後遡って過去帳を書いたのではないか。いずれにしても、ご先祖様は、江戸時代初期よりこの西七条村で暮らしていたことは確かなようです。私の代でつぶしてはいけないと責任を感じますが、今ひとつさえない、そして報われない生涯になりそうな気がするなあ(笑)


念仏講のあと、次の当番の家に過去帳とか、鐘とかをもって行き当番終了となりました。