保育園会計の仕訳、共済会の巻

保育園の会計仕訳は独特なものが多いのですが、その中に京都府の共済会の処理があります。


退職金制度としては、全国のものと、京都府のもの(地方のもの)の2本建てで、全国のものは全額保育園負担(施設負担)ですが、京都府の共済会は保育園が半額負担です。


で、保育士さんや調理士さんが異動してきたときの会計仕訳があります。
この仕訳をしないと期末の共済会施設負担金や退職給与引当金が合いません。


結論を言えば、異動に伴う損益は特別収支の部に計上することになります。


また、退職金が共済会より本人に直接支給されたときの運用損益は事業外損益の部に計上することになります。


異動も退職も共済会の施設負担金残高や退職給与引当金が変動しますが、損益の表示区分は異なるということです。