経営とは難しいもの

先日、同じ下京区内にある株式会社京都鋼材が倒産したことを知りました。

http://nvc.nikkeibp.co.jp/report/company/shinyou/20070802_000305.html


この会社は、第7回オスカー認定企業で新聞にも出てましたし、知り合いを通じて以前より会社名と所在地を知っていました。

http://www.kyoto-sien.or.jp/news/index061.html


元気な企業にもっと元気になってもらおうとか言うことらしいですが、認定を受けて、自己破産とはなんともお粗末といいますか、ほんと崖っぷちの経営をされていたということですね。


企業経営というのは、傍から見るとあたかも順調に行っているように見えても、多くの企業はそれは大変な努力をして生き残っているのが現実です。


株式会社京都鋼材の場合には、業務内容が公共工事依存であり、時代の流れでどうしようもない面もあるかもしれませんが、好調時にどれだけ財務体質を強くしていたかがポイントだったのではないかと思います。


会社の財務内容等、何にも知りませんが、好調時にとにかく財務体質を良くするというか、限りなく自己資本比率を高くせんとダメですね。無借金体質にね。黒字なのに借入金比率が下がらない会社はどこかおかしな経営をしているといえますね。あと、
税金を払わないと財務体質は健全にならないとも言っておきます。もちろん、粉飾決算をしてはどうしようありませんが。