定款事例集

今日は、いつもアドバイスを頂いている司法書士さんが相続の件で来所される。その際、共著の新会社法定款事例集CD−ROM付(定価3300円税別)日本加除出版㈱平成18年3月27日初版発行を頂く。大変、よく勉強されている方で、実務にも精通されている。私も開業して以来、会社分割登記や現物出資による増資等いろんな案件でお世話になっているし、先代から我が家ではお世話になっています。


さて、会社法の施行日が5月1日からと決まったわけですが、当然に5月1日からは有限会社設立はできなくなり、通常、会社設立といえば株式会社設立となるわけですが、それに伴って有限会社に比べ登録免許税が最低9万円多く必要になります。会社設立を近々に予定されており、株式会社が厭な場合や必要のない場合は今月中に有限会社設立をした方が良いでしょう。でも、会社って赤字でも最低7万円の法人府市民税がかかったり、いろんな面で費用が個人よりかかるし、個人の所得税・住民税の最高税率が50%ということからも、節税のための設立とはなりにくくなっているのも事実だと思います。