預貸率をいつも見ている

当事務所は、会計ソフトにほとんどお金をかけていない。市販の会計ソフトで十分だと思っている。いろんな財務分析資料が出ても、正従業員が10人以下ぐらいの企業には、ほとんど意味がないし、10人を超えるような企業は、自社で試算表を作らないといけないと思っている。小規模で、営業所(店舗)が2カ所ぐらいまでところは、経営者の頭の中に財務数値や資金繰り表が入っていないといけない。10人を超えて30人、50人、100人規模の企業になってきたら、企業に気づきを与えたり、アドバイス等の情報提供、帳簿監査という側面で出向させていただいている。


私がいつも注目しているのは、損益の指標以外だと預貸率です。これには、うそがないからです。前期同月末と比較して、差異の分析及びヒアリングをするのです。