運はどこからやってくる

昨日のダービーで石橋騎手騎乗のメイショウサムソン号が2冠を達成した。戦国ダービーと言われていたが、皐月賞馬が勝ち、昨年に続き三冠馬誕生の夢が広がりました。皐月賞に勝つまで石橋騎手はG1にひとつも勝っていませんでした。馬主の松本好雄氏もクラッシックには縁が無かったように記憶しています。それが1頭の名馬に出会い2冠達成です。テイエムオペラオーのように7冠も夢でないくらい丈夫で勝負強い感じのメイショウサムソン、新たなスターホースが出現して楽しくなってきました。


これまで地味な成績しか残していなかった人が、時にあるときに一気に花が咲くというのは余り多くありません。でも花が咲く人はかならず人知れず努力したり、勝ちたい勝ちたいと念じ続けていたのだと思います。自分の置かれた状況の中で精一杯頑張ってきていたのだ思います。そういった日ごろの心構えに対して神様がご褒美をくれるのだと思います。地味な騎手だと思っていた石橋騎手が2冠を取ってほんとにうれしい。石橋騎手の思い出は競馬をよくしていた頃、確かバルセロナオリンピックの頃に走っていた、ミスタースペイン号に乗って、万馬券が出たのだが取り損ねたというもの。

運の良し悪しは、決して偶然ではないと思うのです。