株式会社田中太工務店の倒産

京都新聞の夕刊に株式会社田中太工務店が自己破産申請し、破産手続きの開始決定がされたと報じられていました。


2007年4月期で売上高21億円、負債総額13億3600万円、うむ、これで倒産なの?って感じです。田中太工務店は京都では割合有名な工務店で最近は宣伝もよくしていました。積極経営が裏目に出たのか?


なんで、これぐらいの負債で自己破産しないといけないのか?


はてな」なので、帝国データバンクから基本データーを取り出してみると、平成18年4月期までの資料では、会社は黒字であり、自己資本率も20%ある。
今年3月の調査報告書があるので、これを見れば倒産情報が出ているんだとは思いますが、これは粉飾決算? してたんじゃないかって感じです。(計画倒産か?)


2、3年前にも関与先の取引先が倒産して、かなりの金額引っかかってしまったのですが、その会社も粉飾決算を続けていて、倒産直前に銀行も被害にあっていました。


粉飾決算を始めてお金を借りすぎると遅かれ早かれ倒産です。
正しい現実の数字を真摯に受け止めて、固定費節減等の善後策が考えていかないとダメですね。