相続等資産税関係日誌

非嫡出子の件

「結婚していない男女の間に生まれた非嫡出子(婚外子)の遺産相続分を嫡出子の半分と定めた民法の規定が、法の下の平等を保障した憲法に違反するかが争われた2件の家事審判の特別抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博(ひろ)允(のぶ)長官)は4日、…

相続税の改正

与党の来年度税制改正作業も大詰めです。 政局はいつ波乱が起きてもおかしくないので、今回の税制改正大綱がそのまま平成23年度税制改正になるか予断を許しませんが、相続税の増税はびっくりです。 地価が下落しているのでやむを得ないといえばそうですが、…

株式分割

今月もなんだかんだあって、それなりに忙しい。考え事は山積しています。 今日は、相続税のことをいろいろと検討していたら勉強になることがあった。その中に株式分割があります。 上場企業では、売買をしやすくして、株の人気をあげる目的のためによく行わ…

相続税対策

特例非上場株式等の相続税の納税猶予と特例受贈非上場株式等の贈与税の納税猶予 は、取引相場のない株式の価値が高い場合、相続税対策の切り札になる。適用要件、手続きの進め方など慎重に検討する必要があります。 専門家のための Q&A 経営承継円滑化法・事…

株式の配当金の確定申告

久しぶりです。 所得税の確定申告シーズンになりました。 今年の確定申告の注意点として配当金の添付書類があります。 これまでは上場株式の配当金については、添付書類は必要なかったのですが 平成21年分の確定申告より、上場会社から送られてくる支払通知…

税務署へ

農地関係の相続税申告業務は先月末で完了しましたが、その後もいろんな税務相談があって何かと忙しい日々です。 今日は贈与税の件で某税務署へ 特定路線価設定申出書の提出、制限納税義務者の申告手続きの確認など税務署の担当官にアドバイスを頂きました。 …

相続税の納税猶予

現在、相続税の農地等の納税猶予にからむ相続税申告案件が舞い込んでいます。 農地等の納税猶予の申告の経験は無かったのですが、今回の案件に対応するため急遽勉強して、だいたい理解できたかと思っています。図解 都市農地の新制度活用と相続対策―平成21年…

小規模宅地等の評価減

特定同族会社事業用宅地等に該当するかどうかは、いろんな要件に合致しているかどうか確認しないといけないのですが、そもそも地代や家賃が無償(使用貸借契約)だと評価減がごく限られた例外を除き認められないということに注意しないといけません。 近い将…

戸籍謄本

先日提出した相続税申告書で添付書類として戸籍謄本原本を提出してくださいと税務署から電話がありました。 たぶん、言ってくるのではないかと思っていましたので特にびっくりはしませんでした。相続人の戸籍謄本をこちらであげるとなると面倒だなあと思って…

譲渡所得の相談

開業当初からのお客さんより譲渡所得の税務相談がありました。 いろいろと話しているうち、依頼者の方たちから、土地を借金して買ったときの取得費には、土地代金そのものだけなんですか? それともローンの支払総額(元金と利息の合計)になるんですか? と質問…

住民税

1月1日に住民票のある個人に住民税はかかるものなのですが、1月1日に死亡した場合には、市町村によって運用が違うかもしれませんが住民税がかからないようです。なお、1月2日死亡なら間違いなく住民税がかかるのは言うまでもありません。 反対に固定資産税や…

相続税ソフト到着

平成20年版相続税ソフトが送られてきました。 申告期限は来月すぐです。 昔のように手書きで申告書を作成していたらと思うとぞっとします、ほんとに便利な時代になりました。 小松未歩の anybody game なかなかいいですねえhttp://jp.youtube.com/watch?v=Bt…

山林の評価

今日は、ゆっくりと思っていましたが、いろんなことがおこり忙しい1日となりました。今日しないといけないことが残っているので夜に仕事をする予定です。 相続税申告書作成の資料等の準備が整ったので、本格的に業務を開始しました。相続財産の中に山林があ…

遺産分割

今日も、顧問先社長の親戚の方が相続の件で電話相談をしてこられました。預金の遺産分割と土地の件についてでした。 既に付き合いのある不動産屋さんの紹介で、税理士の紹介を受けて相続税の申告の依頼は済んでいるような感じなのですが、その顧問先とは良好…

相続についてのお尋ね

今月は7月決算法人の申告月です。当事務所にもそこそこの件数があります。なので今月も忙しいですね。 また、地域の念仏講やら何やら寄り合いも夜にあるので時間を取られてしまいます。神社の奉賛会会計の決算にも取り掛からないといけない(完全なボランテ…

相続税申告書

お客様のところに税務署から相続税申告書が送られてきました。 所轄税務署によって多少のズレはありますが、だいたい相続開始日から6、7カ月後に相続税の申告が必要と思われる場合に、相続人代表宅に送られてきます。 大切なのは、節税ではなく円満な相続(…

相続の相談

今日は、顧問先から相続の電話相談が2件ありました。 1件は相続後の税務手続き、もう1件は生前贈与の手続きです。 そういえば、先月も知人を通じて不動産購入に伴う生前贈与の電話相談がありました。 相続時精算課税制度というのは、ニーズがあるんだなあと…

路線価の比較

私が税理士事務所を開業した1999年の事務所前の七条通の路線価は320千円でした。2008年は、225千円(2007年も同額)です。約3割下落しています。 七条通という大通りに面しているものの、JR、私鉄、京都市地下鉄といった駅まで徒歩で15分以上かかる場合に…

相続税の改正の行方

来年度の税制改正で相続税の大改正が行われる可能性が高いと言われています。 事業承継税制による納税猶予が20年10月1日以後(予定)の相続から実施されることにあわせて相続税の課税方式も現行の法定相続分課税方式から遺産取得課税方式に変更というのが改…

市民税・府民税減額申告書

京都市より市民税・府民税減額申告書が送られてきました。平成19年分の所得が平成18年分に比べて著しく減少した場合に住民税の一部が還付されるというものです。制度は聞いていましたが、身内に適用対象者がいたなんて、気がつきませんでした。京都市さんあ…

ハッピー相続

税理士法人タクトコンサルティングさんのハッピー相続のすすめは相続問題についていろんなことが語られていて大変参考になります。 まず親への感謝、そして譲り合いの気持ち、大切ですね。

来年からの証券税制

お客さんから、来年1月1日から改正される証券税制について教えて欲しいという相談がありました。制度が一層ややこしくなるような感じです。つまり、株式譲渡損失と配当所得の間で損益通算ができるようになるのです でも、ポイントは 平成21年と22年分につい…

相続相談

確定申告の最中、相続についてご相談を受けた方の娘さんがお礼に来られました。昨日お母様もご一緒に来ていただいていたのですが、あいにく留守にしていました。 所員のいない事務所は、なにかとお客様にご不便をおかけすることになります。 当事務所、不思…

株の譲渡所得申告

上場株の譲渡所得の申告をしてますが、一般口座で信用取引と現物取引があって、信用取引は決済で損益が確定するのでわかりが良いのですが、問題は現物取引、平成13年9月30日以前取得分があったり、株式分割、株式交換で平均単価の調整、銘柄の移転など結構や…

譲渡所得の申告

顧問先の親戚の方から譲渡所得の申告を見て欲しいと連絡があり、お会いすることになりました。 予定してなかったことでありますが、頼りにされている以上喜んで見させていただこうと思います。 所得税や贈与税の確定申告は、こういったスポットの話がつきも…

贈与税の配偶者控除

本日、贈与税の配偶者控除の特例の申告をさせていただくことになりました。久しぶりですね。 今年は、例年に比べ申告期限までの日数が3日多いので、ほんとに助かります。といっても、3月18日以降もかなり忙しいが。

遺産分割協議書と印鑑証明書

遺産分割協議書には、印鑑証明書をつけますが、その印鑑証明書の発行日と分割協議日の関係ですが、不動産の相続登記については分割協議日までに印鑑登録の変更がされていないのであれば、発行日から3カ月以内でなくても登記ができるようです。 商業登記や法人…

マンション用地の評価

マンション用地の相続税評価で用地内に道路があったり、公園があると公衆用として評価額の計算上控除できる場合があります。 今回の申告では、控除して申告することに決めました。

配当所得の申告可否

上場株式等の配当所得についは、現在確定申告しないことができます。(大口株主を除きますが、大口株主とは発行済株式の5%以上所有している株主のことなので、ふつうは大口株主に該当することはありません) 10%の源泉徴収で完結、あきらかに資産家有利の…

平穏な1日

今日はわりあい平穏な1日でした。ほぼ、相続税申告業務をしてましたが、 出来事としては 大同生命の担当者が来られたこと 顧問先の件で税務署から電話があったこと 申告書等の発送をしたこと ぐらいでしたね。 仕事がはかどりました。